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商店建築2019 12月号に、熟成純正食パン専門店 本多 姫路総本店が紹介されました。
設計スタッフ募集のお知らせ 株式会社マッチでは、設計スタッフを募集しております。 全国、海外を主に、ブライダル施設、個人住宅、オフィスビル、テナントビル、商業施設、ベーカリー、食パン屋等の設計・監理業務を行っています。 (現在11件のプロジェクトが進行中。) 弊社の特徴としては、他社に比べて、偏りがなく幅広い業態、用途、国内、海外のプロジェクトがあり、様々なプロジェクトの仕事に携われることです。 今回は、プロジェクト業務拡大に伴い、設計スタッフを募集します。商業施設、店舗、個人住宅などの設計監理業務。出来ればアイデアをどんどん提案してもらい、デザイン提案から、施主打合せ、業者打合せ、見積調整、施工監理業務を行ってもらいたいです。設計チーフとして働いて頂ける人材を募集します。 弊社の創る建築、インテリアに興味があり、意欲と熱意に溢れた方を募集致します。 ■募集要項 ・募集人数: 若干名 ・業務内容: 建築、インテリアの企画・設計・監理 ・勤 務 地: 大阪市北区西天満 ・応募資格: 熱意のある方(実務経験者を歓迎します)、英語が話せる方優遇 ・雇用形態: 正社員 ・給与待遇: 応相談 ・休日休暇: 土日・祝日、夏期休暇、年末年始休暇 ・採用時期: すぐに勤務開始できる場合には順次採用 ・作業環境: ARCHICAD、SKETCHUP、ILLUSTRATOR、PHOTOSHOP、WORD、EXCEL他。 ・応募方法 ・履歴書及びポートフォリオ、大学での成績証明書を下記弊社住所宛てにお送りください ・今までにコンペや賞(大学内の賞も含む)、学積が優秀だった方は、その旨を記載ください ※女性歓迎 ※電話でのお問い合わせは御遠慮下さい。大阪市北区西天満4-5-25 北老松ビル3F 担当:竹中迄
上本町住宅 大阪の上本町の家。 施主は建築デザインが好きで、お互いイメージ写真を送りあったり共有しあったりしながら打合せを進めた。 各所に様々な素材を用い、スキップフロアの床が南東側の中庭を囲むように、L型の室内空間を構成し、各所の植栽スペースを繋いでいく。 玄関から半階分下がった地下に和室と書斎を設け、また玄関から半階分あがった階にダイニングキッチンを設けた。 ダイニングキッチンからは南東側の中庭にダイレクトにアクセスできるようにし、リビングへは半階分上がった大階段で繋げた。 リビング正面には厚みのある石を積層し、半階下がった中庭を眺めることもできる。 空調は、エアコンを用いず、夏は冷水、冬は温水が流れる、輻射熱冷暖房のルーバーを各所にもうけ体に優しい冷暖房計画を取り入れた。 3階フロアは洗面、浴室、寝室、子供部屋、ウォークインクローゼットとし、水周りは琉球石灰岩やオリーブの木目、植物柄の壁紙等でリゾートホテルのような雰囲気を演出した。 photo:Nacasa&Partners
三京商会船場本社ビル webで革製品を販売する会社の本社ビルの移転計画。数カ所に散らばっていた倉庫や実店舗、本社ビルを一つの建物にまとめた。4階から7階を倉庫、3階に社員ラウンジと社員食堂、2階に事務所、会議室、社長室、1階に実店舗、トラック搬出口、メインエントランス、地下階を駐車場で構成した。数年後にはに地下鉄が延伸して近隣に新駅ができ、駅前立地となる角地の敷地であったことから、新本社としての風格を表現するために、低層部は敷地目一杯とった面積で、外観を列柱と植栽でリズミカルにデザインした基壇部とし、高層部は低層部からセットバックした矩形の形状として縦ラインを強調したスッキリとしたデザインでまとめた。 3階の社員ラウンジはVIP客をもてなしたり、社員の交流スペースに使ったり、商品撮影の背景にもなるように、遊び心のあるくつろいだデザインとした。 1階の実店舗は革製品の重いイメージとは対照的に、天井を高く取り、上品で艶やかなデザインでまとめた。 メインエントランスは月明かりをイメージした特注の照明を吊り、天井高くNYのビルエントランスをイメージした。photo:Nacasa&Partners
熟成純生食パン専門店 本多 「えっ!本当に......?!」。以前設計させて頂いた、兵庫・姫路の食パン専門店「本多」を、1 周年を機に改装したいとの連絡があった。「前のデザイン好きだったのにな」と思いつつ、リニューアルすることになった。 しかしながら、打ち合わせを進めると、「外観を間接照明に囲まれた温かい感じに」「入り口のガラス部分をもっと大きく」「レジ台の向きを入り口に対して横向きだったのを正面に向けたい」「黒色やリブ材を使いたい」 「パンのディスプレイを増やしたい」と、クライアントからの要望はとても的確だった。 外観の温かな存在感は、商店街を歩く客からすぐに目が止まり、ガラス面を大きくすることで、外から店内が 見えるようになり、今まで以上に客が入りやすい雰囲気を演出する。店内のカウンターは、入り口に正対する方が接客しやすく、客にとっても出入りがスムーズに。また、リブ材を使用し他店との差別化を図り、要所を黒色で締めることにより、上質感を強調した。パンのディスプレイは、一目で食パン専門店と分かるように、本物の食パンを加工したディスプレイを設置した。 1 年経過して色々な改善点に気付き、それを実行するクライアントの熱意は素晴らしいと思う。なかなかできることではない。同じ場所で同じブランドの店をリデザインする、貴重な経験ができたことに感謝したい。photo:Nacasa&Partners
La・Pain de Argama 広島県の福山駅から車で20分程離れた海側の住宅地。 50台程の駐車場をもつコンビニだった建物。 法人のクライアントから、ベーカリーを計画したいと要望があり、 まずは平面計画を試みたが、建物の1/3位で十分にレイアウトができてしまった。 建物がベーカリーとしては大きすぎたのである。 どうしようかと思案を重ねた結果、 ベーカリーを色々なショップに分解し、 楽しく買い物ができるような空間ができないかと考えた。 具体的には、 サンドイッチ屋、カレーパン屋、パン屋、焼き菓子屋、食物販スペース、ドリンクカウンター、アイスクリーム屋、そしてテナント(食にかかわるテナント想定)、イートインスペース、キッズスペースを周囲に配置し、 建物の真ん中にレジカウンターを設けた。 そうすることによって、入り口入って左回りの回遊導線が生まれ、 例えレジ待ちの行例ができても空間に余裕を持たせることができた。 外観は、屋根の上に大きなサーカス小屋のようなテント屋根を設置し、建物前に屋外の客席テラス、植栽を配置し、コンビニ感を消すことに成功した。 また、ロゴデザインから関わり、木の外壁や店内の床コンクリートにパンのグラフィックを入れて、店全体の雰囲気作りを柔らかくしている。 コンビニの数が増えない時代に突入している。 コンビニ跡地を改装する案件は今後ふえていくだろう。photo:Nacasa&Partners The site is a residential area by the sea about 20 minutes away from Fukuyama Station in Hiroshima Prefecture.The building was a convenience store with about 50 parking lots.A corporate client wants …
ぺんぎん堂 茨城県古河市の幹線道路沿いのベーカリー。 アクセサリーショップのペンギン堂を運営している法人が、 新規事業としてパン事業を進めることになり、新たなショップのデザインを任された。 ペンギン堂のロゴデザインが最初から決定していたこともあり、 そのイメージを元に、ベーカリーのデザインを組み立てた。 ペンギンの氷をイメージしたライムグリーンの壁と、天井や既存のサッシに組み込んだ木をうまく調和できたように思う。photo:Nacasa&Partners